良い物件があったら必ず内覧しておこう

写真だけで物件を判断するのは危険

インターネットや不動産仲介業者で物件を探し、そこでの生活をイメージして、実際に物件に住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」というのはできるだけ避けたいところです。そんなトラブルを防ぐ方法が、気に入った物件を実際に見に行く「内覧」です。

内覧でまずチェックしたいのは壁の厚さです。隣や上の階の部屋の生活音がどのくらい聞こえるかというのは写真などでは確認できません。平日の昼では住人がいない場合も多いので、内覧に行く時間帯も気を付けましょう。また、日当たりというのも自分の目で確認すべきものです。写真では明るく見えても実際は思ったより暗かった、ということも考えられます。このほかにも部屋のにおいや通信環境、また建物周辺の環境など、内覧で確認できることはたくさんあります。

内覧に行くときの注意点

内覧で確認し忘れることがないように、内覧に行く前に自分がその物件で生活する上で何を重要視するか考え、どこをチェックするか整理しておくといいでしょう。記録のためにメモやカメラも必要です。また、家具の配置を考えたり、扉や収納の大きさを確認するときに使うメジャーなども持っていくとそこでの生活がよりイメージしやすくなると思います。

前の住人が退去前であるなど、場合によっては内覧ができないこともあります。そのときは不動産会社の人に気になることを全て確認しておきましょう。なるべく多くの写真や資料を使ってその部屋のことを教えてくれるはずです。また、その部屋と同じ間取りの別の部屋を内覧させてもらえる場合もあります。