物件の周辺状況も確認しよう

どのような環境を求めますか

賃貸物件を探す場合、その物件の間取りや家賃ばかりを気にしがちですがその周辺状況を確認することも大切です。確認するポイントとして最も重要なのは「物件のまわりにどのような建物がたっているか？」です。小学校など、学校があれば地域の方の見回りがあったりスクールゾーンで指定の時間は車両が通行禁止になっていたりと、比較的治安がよく安全な場合が多いです。ただし、登下校の際の騒ぐ声が聞こえたりすることには注意が必要です。昼間は不在の方は特に問題ないかもしれません。周囲に歓楽街があったり、飲食店が多かったりする場合は色々な人が集まるためにぎやかで活気のある雰囲気にはなりますが、その分治安は悪くなる傾向にあります。自分がどのような環境を求めるのか十分に考えましょう。

忘れがちですが重要なポイント

また、周辺の状況を確認するときについつい忘れがちですが重要なのは「昼と夜で環境に差はあるか？」という点です。物件を見てまわるのは昼間であることが多いかと思いますが、そこに住む場合は夜にどのような環境であるかも大切です。たとえば、昼間は静かでいい環境だなと思える場所でも夜にはスナックがあって実は騒がしい場所だったという場合もありますし、逆に静かすぎて人通りがほとんどなく、帰りが遅くなる場合は一人で歩くのが怖いという、昼間はメリットに感じられたことがデメリットに思えてしまうこともあります。このような事態を避けるためには、必ず気になる物件の周りは昼と夜、両方のタイミングで見に行くことをおすすめします。